1980-10-08 第93回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第2号
をしたら、その二百筆の所在をしておる町村の作況などがわかるのじゃないかというような御質問ではないかと思いますが、私どものやっております調査は、先ほども申し上げたかと思いますが、一定の母集団での精度を確保するために標本が配分をされておるわけでございまして、したがいまして、それぞれの標本地区の調査をすればその地域のものがわかるという性格のものではなくて、それぞれの標本というものを集めまして、そして県全体の精確度
をしたら、その二百筆の所在をしておる町村の作況などがわかるのじゃないかというような御質問ではないかと思いますが、私どものやっております調査は、先ほども申し上げたかと思いますが、一定の母集団での精度を確保するために標本が配分をされておるわけでございまして、したがいまして、それぞれの標本地区の調査をすればその地域のものがわかるという性格のものではなくて、それぞれの標本というものを集めまして、そして県全体の精確度
この数字につきましては標本調査による推定値でございませんので、すなわち県単位、郡単位のものを見回り調査によって配分する、こういうような方式をとっておりますので、その精確度というものは計算上もはっきりすることはできないわけでございますが、ただ他の方法によります統計調査よりもより高い精慶を持つことができるであろう、かような考え方を持っておるわけであります。
御承知のように、現在地上観測並びに高層観測が行われておりますが、地上観測の気圧、気温等につきましても、船で行います観測というのはやはり、動揺あるいは波、日照り等の関係で、地上におきます観測よりも精確度において劣ることはやむを得ない現況でございます。さらに最も気象におきまして大事でありますところの上高層の観測におきましては、船においては多大の制約を受ける、こういう現況であると思います。
特に食糧関係、農産物関係の統計に関しましては、種々御高説もありましたように、日本は食糧輸入国のかなり大きなものでありまして、食糧問題が非常に重要でありまするので、食糧輸入上必要な農業統計と申しまするものは、重要なる食糧輸出国との農業統計との関係において、その精確度とか、調査組織とか、調査方法とかにおいて比肩することができるものでなければならないと存じておりますが、私どもはまだそこまで到達する過程にあると